マルクの眼

千字一夜

思ったこと

真面目な話

政治の話をする。 同性婚で社会が変わってしまうらしい。「変わってしまう」という言い振りに、逆に「今の社会を変えたい!」みたいな志ってないんすねー、と思った。 民心は岸田宰相から離れ、もはや内閣に何か大きなことを実行する力はなく…。そこで「極め…

失われていくもの

古く土葬の風習は全国にあり、薪など燃し木の入手し難く、また高価であった地域に於いては火葬よりも深く暮らしに根付いていた。火葬場の本格的な普及は戦後であり、都市部の人口増加に対応してのことである。加えて、住民の退去した被差別部落跡地の利用を…

また何者かになるということ

「何者にもなれなかった」と言われる。私もそう思う。別の見方をすれば、私は私になってしまった。そうとも言える。「何者かになりたい」は自分ではない何者かになって我を苛む恐怖や焦燥から我を救いたまえと願う祈り。かの木村カエラは言いました。『自分…

ネオ・ネット・ネオテニー

14才の男の子がエッチな画像をTwitterに投稿していて大変ショックだった。 精神が未熟なまま性的に成熟してしまうのが人間の自然とは言え、動物的な本来でいえば未熟なオスに性交のチャンスはない。なのにSNSの進歩は未熟な人とそれを手篭めにしたい人を簡単…

我が同窓

ノンケのチンコを食うかもしれない。 こういう話をするとウッとなって即座に読むのを止めてしまう人がいるけど、まあそれでもいい。そのノンケは私の高校の時の友人で、思えばもう10年の付き合いだ。年2回、夏と冬に会っている10人の友人の内の1人で、…

✴︎☆カワウソさま☆再発見☆✴︎

先日長崎県の対馬でツシマヤマネコの調査を行なっていた琉球大学の調査チームがカワウソさまの撮影に成功したそうです。たまたま写り込んでしまったと教授は言っていましたが、もしこれがニホンカワウソならば絶滅種の再発見ということで、絶滅種指定の取り…

ツイッターランドで知り合った男の子に手を出して捕まった男の話は止めることにした。 直近で観た映画、“ラ・ラ・ランド”とそれについてのツイッターの反応が印象的だったので、私も感想をブログに書く。(字数がいつもの倍以上になった。) ラ・ラ・ランド(…

あなたの瞳に映る私の話

最近やたらと目にするようになった「SNS(インスタ)映え」という言葉。インターネット黎明期なぞ私は知らないが、馴染みのある限りでmixiアルバムの太古から多かれ少なかれ「写真映え」という意識はあった。文字として生活の表層に現れ市民権を得てしまうとは…

リトル宇宙が走る夜

自分のことが好きな人をぞんざいに扱うのって独占欲の裏返しなのかな?好きな人に意地悪するのはなんだろうな?人間って難しいな。 上記じゃあないが、東京タラレバ娘の最新刊(今日現在)の巻尾の相談コーナーに、「自分のことが好きな異性は多かれ少なかれキ…

雑稿

トライアル・アンド・エラー 先々の生活について考えている。元来ネガティヴな性分で、高校の時分からリスクの少ない安定した生活を求めていた。結果として、17才の自分が描いた未来予想図にほぼ忠実な生活を過ごしている。もしそうなれなかったら25才までに…

消えたとて浮かぶもの

タイトルのそれは名作だから是非調べて読んでくれよな。 いろいろな繋がりに囚われたように依存しているうちに、遠い過去から連れ帰ってきた人は未来を生きているようだった。 爽やかで、ノリがよくて、懐いてくれて、ノンケで、とことんスポーツマンで、と…

最近のことなど

ぼんやりとブログを書く。インド哲学や死の話をしようとする。 死は魅力的だ。タナトスそのものだ。 これは昨日海で拾った猫の骨。 左上の肩甲骨を見つけて、おやと思って周りを見渡したら骨が散乱していた。おそらく1年くらい前のもので砂の中で風化しとて…

それ

「無人島になにか1つだけしか持っていけないとしたら?」 自分の人生の目標・到達点・ゴールというものがあるとすれば、どんなものなんだろう。 幸せな未来が目標であれば、どこかの地点に達することで果たされるのではなくて、ある時にふと自覚する幸せが…

死者は二度死ぬ

ある晩のこと、家で寝ていると遠くから砂利を踏む足音が聞こえてきた。段々とこちらに近づいてくる足音は聞き覚えのある、父の友人で優しいおじさんのものだ。仕事用に履いている長靴独特の足音は聞き間違えるはずもなく、ついに家の前までやってきた。時計…

太陽の末裔

先日、必要に迫られ修行に出た。 一週間もない短い合宿だったけど、数十人と同じ釜の飯を食って同じ風呂に入って同じ苦痛に耐えて、なにやかにやで友達が増えた。 年齢の近い人と過ごすことが少ないので、この非日常には感謝していたんだけど、それにしても…

To be.

他人からのレッテル貼りに辟易する年頃を過ぎた気がする。「まともに仕事してなさそう」とか、「恋人がいるとは思えない」と言われるので、案外そうなのかもしれない。客観的に見た自分が一番真実に近い。というか客観的に見た自分こそが真実なのでゎ、と思…

全然関係ない話

5年前もTwitterをやっていた。Twitterで臨時避難所や停電、家族に連絡する方法などの情報を得ていた。あそこから一気にTwitter依存が深まったように思う。5年前は知らない男を家にあげて身体を重ねたりしなかった。「人の命は儚い」という強烈な印象で考え…

女子トーク

女友達と長々と話した。彼氏の愚痴だけで北朝鮮について話す安保理並みに白熱した。(時事ネタ)笑えないくらいのクズ男が出てきて胸焼けでウッとなったりなどした。自分の周りで順調に恋愛してる人をなかなか見ない。もしかして幸せになると私から離れていく……

日々旅にして旅を栖とす

幸せを感じたい。なぜか常に悲しい。ただの情緒不安定じゃん。と思いきや、「悲しい」の一点で安定してるのがまた悲しい。家に帰って湯船に浸かっている間だけ少しの幸せが得られる。その小幸状態のために毎日毎日ふやけている。バスタブから出る時の重力が…