マルクの眼

千字一夜

リトル宇宙が走る夜

 

自分のことが好きな人をぞんざいに扱うのって独占欲の裏返しなのかな?好きな人に意地悪するのはなんだろうな?人間って難しいな。

上記じゃあないが、東京タラレバ娘の最新刊(今日現在)の巻尾の相談コーナーに、「自分のことが好きな異性は多かれ少なかれキモく感じる」という言葉があって、それを読んだ私は「あ〜〜」と声を出した。好きな人には好意を示したいと思っているので(恋愛に限らず)、その好意が相手から疎まれてるように感じることがある。或いは好意の表現方法がおかしい?どちらにせよ、よく分かってない時点でアスペ気味でやばい。

 子どもじみた態度をとるのは止めたい。身近に倫理的にぶっ壊れた人間がいないのでストレスもそう無いはずなのに、なぜか今ひとつ現状にしっくりとこなくて、私だけが段々ぶっ壊れていってるような錯覚がある。表面上社会人として暮らせているのに内部崩壊してるようで怖い。ほんとは平穏平坦平凡な社会人生活なんて望んでなかった?まさか…。

なんか色々やばいと思って、初期仏教の本を読んで心を整えようと思っているのに見つからない。仕方がないから論語を読んでるけど難解すぎたので、マンガで読む論語ってやつを読んだ。不快なことは書いてないので精神衛生にはよいけど、大衆を苦しみから救おうという目的で書かれてない(そもそも孔子自身が苦しみながら試行錯誤してる)から、実践してどうなるの…?って気持ちがある。これを書いてる間に、銀座線の中でまた善人ぶった。イケメンサラリーマンには目を奪われる。ただただ欲深い。只管に自分との戦い、人生は禅なのかもしれない。