マルクの眼

千字一夜

イカホモGO

 

ポケモンGO、さぞかしゲイの間で流行っていることだろう。

ゲイは情報強者かつ最新のものをさらりと使いこなすスタイリッシュでオシャレな存在でいたがるきらいがある。きっとゾンビのように東京をウロウロして、それをさも「全然歩いたり努力してませ〜〜ん」って顔で披露するんだろう。かたや、「いい歳してゲーム(笑)」みたいな勢力も一部いたりして。ポケモンGOをやっているゲイ友とのしがらみはあるけど、流行に流されない自分を演出するために軽〜くポケGO批判してみたり。

これ、全部勝手な想像です。悪意ある妄想。

 

私も例に漏れずポケモンGOをやっている。なんなら職場がポケストップだし、家がジムだ。

仕事場では私の執務室から届く範囲に2つポケストップがあって、敷地内には他にもジムとポケストップがある。すごく恵まれているし、職場はポケGO禁止どころか職員がルアーモジュールを使う始末。20代の職員はみんなポケモンGOをやっているので、気兼ねなく遊べるね。

 

7月下旬から8月は比較的執筆に専念できるので、文書を紐解いたり仕分けたり電子化したり、そんなことをしている。その合間あいまで開いたアプリ画面をチェックしポケストを回す。その繰り返し。これが循環型社会なんだよ。

 

ところで私の住んでいるところは片田舎なので、あまりポケモンが出ない気がする。ポッポとコラッタ、コンパン、ドードーくらいのバリエーションしかないのだ。片田舎の被害妄想であって欲しかったが、一昨日のテレビでコメンテーターが、「そんなにやってないのでレベルは23くらい。レベル23は普通」と言っていたので心がやられた。2日後現在の私がやっと19だ。

 

リリース初日からコツコツ職場でもやっているのにこの仕打ちはない。こんなふざけた話があるか。東京という街が憎い。ちなみに家の周りで私が見た最高レベルは24くらいだったので、やはり片田舎並と言ったところなんだろう。

 

だけどもだけど、おらが町で最大のポケスト保有地である某公園には沢山の人が集まっている。先日深夜にそこへ行くと40人超がウロウロフラフラとしていた。丁度その時間はとあるポケモンが大量に湧いていたので、私もつい乱獲に興じてしまった。せめてうちの近くにもこういう場所があってよかった。

 

その公園、これまでは深夜に誰もいない、たまにジョギングの人が通るくらいの場所。そういう場所が何に使われるかお分かりだろうか。そう、ハッテン場だね。

おらが町で最大のハッテン公園だった場所は、今や真夜中でも子ども連れの親やDQN、おじさんおばさんが集まる一大ポケ猟場と化した。ハッテン場のトロとも言える場所でルアーモジュールが使われているのを見るとすごく笑える。

私が行った日、すごくタイプのイカホモがキョロキョロしてからトイレに入って行ったのだけど、すぐにポケGO勢が大挙して来たので諦めたような顔で帰ってしまった。ズリの実を投げておけばよかったと後悔した。

 

ホモ敗れてポケストあり。ポケモンGOのせいでホモを捕まえることが難しくなっている。