マルクの眼

千字一夜

2016-01-01から1年間の記事一覧

自明の権利としての好奇心

昨日、自転車で川沿いを6時間走るだけのささやかな運動兼散策をした。東京で美術館を巡るか、文書館で調べ物をするか、はたまた家で文章を書いて過ごすか、そんな事で悩んでいたら午前はあっという間に過ぎて、結局、少し書きものをして外へ出た。一日家に居…

日々旅にして旅を栖とす

幸せを感じたい。なぜか常に悲しい。ただの情緒不安定じゃん。と思いきや、「悲しい」の一点で安定してるのがまた悲しい。家に帰って湯船に浸かっている間だけ少しの幸せが得られる。その小幸状態のために毎日毎日ふやけている。バスタブから出る時の重力が…

衆愚の中、稀に傑物の現れし事

100年以上前に廃寺になった真言宗の寺院について調べている。鎌倉時代以前の開基と伝わり、江戸時代には近郷一円から篤い崇敬を受けた寺院として知られるが、徳川300年の治世では波もあったようだ。年号と歴代住職の名が書かれた遺物を年表に書き出して見る…

まだツイッターで磨耗してるの?

言いたいことは沢山あるし、実際に書いてみましたけど、タイトルに勝る文を書けない。要するにこういうことで、私はそうなりたいんだ。酸素や血液というわけでもあるまい。

雑感

あけましておめでとうございます。皆さま健やかに初春をお迎えのことと謹んでお祝い申し上げます。昨年夏からの調べ物が纏まりつつある。江戸後期や明治の初めに作られた地誌と、収蔵物・古文書類の記録から、うっすらと年表の外枠が見えてきた。社会人なの…