マルクの眼

千字一夜

弊社所属タレントに関するお詫びとお知らせ

 

報道関係各位

弊社所属タレントに関するお詫びとお知らせ

 

平素は格別のご高配を賜り、誠に有難うございます。

弊社所属タレント 小串らむ(おぐし らむ・27才)につき、ご報告申し上げます。

週刊誌等で報道の通り、過日、小串が出演したバラエティ番組において披露したエピソードが虚偽ではないかと、放送後より多くのご意見をいただいておりました。一昨日、小串に聞き取りを行ったところ、番組出演にあたって担当マネージャーと事前に打ち合わせし、創作した内容を事実かのように番組内で発言していたことが判明いたしました。

弊社では、昨今のメディアにおける所謂「ヤラセ」問題を鑑み、専門家を招いたコンプライアンス研修を所属タレントに向けて行うなど、日頃より所属タレントおよび社員に対してコンプライアンスの徹底を図ってまいりました。

しかしながら、今回、弊社タレントと社員が共謀して捏造を行い、このような事態に至ったことは極めて遺憾であり、その責任を大変重く受け止めている次第です。応援してくださるファンの皆様や関係者の皆様に対して、平にお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした。

当人達は深く反省しており、今後はこのような事がないよう心を入れ替える決意でおります。弊社としては、小串らむを無期限の謹慎、連帯責任として所属グループは活動を一時休止とさせていただきます。当該マネージャーにつきましては、厳重注意の上、担当交代の処分を行っております。

本件を重く受け止め、改めて社員・タレントへの指導・教育を徹底し、再発防止に努めて参りますので、引き続き、ご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

株式会社アーリオ・オーリオ エンターテイメント 

 

 

以下、本人コメント▽

 

「このたびは、私の身勝手な行動で多くの方を傷つけてしまい、いつも応援してくださるファンの皆さんやお仕事関係の皆さん、そして家族に心からお詫びしたいと思います。ほんとうに申し訳ありませんでした。

まず、今回の件に至った経緯を説明させてください。先日の出させていただいたテレビ番組が、私にとって地上波の初めてのお仕事でした。とても緊張して社員の方に相談したところ、フリートークで披露するエピソードは強いものが必要という結論になりました。それで話が出たのが、あのチョリソーの話でした。

スタジオで私は、「ソーセージとチョリソーの違いは、ソーセージは普通のブタから作られて、チョリソーは辛い種類のブタから作られてると思ってた」「唐辛子だけ食べて育てられた辛い種類のブタがいると思ってた」「チョリソーに唐辛子が入ってるの見えなくないですか?」と言いましたが、これがあらかじめ考えたエピソードでした。放送後にツイッターやインスタ等で「嘘」と言われ炎上していることを社員の方から教えられ、驚いたと共に、家族からも「辛い種類のブタの話をさせるために大学までやったんじゃない」とLINEで叱られ、事の重大さを思い知りました。

また、全国のチョリソー生産者の方、ブタ農家の方にも、私が存在しないブタの話をして国民の誤解や混乱を招いてしまったことを、申し訳なく思っています。

今後はこのような事件を起こさないよう心を入れ替えて、社会人としての自覚を養い、一本芯の通ったものとして生まれ変わって精進していきます。このたびは、ほんとうに申し訳ありませんでした。

ARROS☆TICINI 小串らむ 」