マルクの眼

千字一夜

性即是愛,愛即是性?


セフレを本気で好きになったことってありますか?
本気で好きな人がいるときにセフレを作れますか?

まーた中身のない話を始めるので興味のない人は読むなって感じですけど、先日サム・スミスのコンサートに行きました。もともとサムくんのこと好きだったのがもっともっと好きになるような時間で、CDよりも上手い海外アーティストを観るのは久々でした。大体わたしの好きな海外アーティストは歌って踊るので歌は二の次って感じだから新鮮。

そう、サム・スミスといえばStay With Meですけど、もう歌が始まった瞬間に観客キャ〜〜〜!!からの動画撮影タイム。液晶で隠れるサム。すごい浅ましさ。わたしも例外でなく。しかし生で聴くと改めていい曲だし、音の広がりがすごくて素直に感動した。世界観に入った。

セフレというかワンナイトラブというか、そういう関係を題材にした歌で、「これが愛じゃないのははっきり分かってんけど、それでも一緒にいて欲しいんや」っていう切ないソングですから、そんなイントロでキャ〜〜!って盛り上がるのも変な気はした。

で、冒頭の話ですが、身体を重ねているうちにセフレを好きになったことってあります?
何度も会う機会のある人ってやっぱり身体の相性以外にも合うところがあると思う。まぁ利害が一致してるだけで、ヤりたい時に呼べば来る便利な若いゲイって思われてるんだろうな〜って分かりながら顔と体型が好みだった人とよくヤッたりもしてたので一概には言えないですが。
しばらく会わない人のことはどんどん忘れるわたしだけど何年経ってもよく覚えているセフレがいて、今思えば淡い恋心でも抱いちゃってたんじゃないの〜〜?
そう、今思えばというか、わりと最近自覚してすごくビックリした。

ほんとに色々なことを教えてくれたわたしのセックスの先生みたいな方なので尊敬しているし、たくさん楽しいことを体験させてくれてありがとうと伝えたいけど、今でもメールできるのかしら。いつでも繋がってる気がしたけど、思えば2年以上は会ってないし、連絡もとってない。

つい最近連絡とったのに全然記憶の中に留まらない人もいれば、数年忘れられない人もいて不思議だな。やっぱセックスってすごいや。

セックス=愛とは言い難いけど、人間の根幹に関わるものの一つには間違いないんだ。なんと言ったらいいのかな。二人の魂がドロドロ溶けて一つになる感覚?そんな感覚なる?聞くだけ野暮か。