マルクの眼

千字一夜

3日間で3度叱られた話


社会人になって、そこそこ仕事も頑張ってたら、あまり叱られたり怒られることがなくなった。

あぁ、それなのに。
めの、最近叱られた。

1度目は高校の友だちと遊んだ時。
友だちに水をかけたら、後ろに立っていたおばさんに泥水がはねた。

おばさんには謝ったけど、友だちから「ほんっとたまに周り見えてないことあるよね!!ねぇwwwww」と言われた。
「楽しくなっちゃうとダメ」とも言われた。

悲しみに包まれた。

2度目、小学校時代からの友だちと遊んでいた時。
友だちの足があんまり細かったので、傘の柄を歩いてる友だちの足首に引っ掛けたら、「危ないし転ぶの分かるよね!?!?」って。
「お酒飲むとこれだから」とも言われた。

深く反省をした。

そして交通事故の時が3度目。
交通事故の過失うんぬんではない。

通勤中の事だったので病院行かずに出社しようとしたら、「あとから痛みが出ることもあるし、面倒くさがらず病院には行って!」と警官。
僕は「さっき職場に電話したら今日は人が足りないから早く来いって言われたんです」と返した。
そしたら「自分の体だよ!!?ほんと大事にして!!」って。

まともな感覚だなって思いました。

そして、体の心配もせず「早く出てこい」とだけ言った上司の外道っぷりが際立った。

親身になって叱ってくれる人は暖かい。
ありがたい。

外道とはあれ以来、口をきいてない。

はぁ。

人に迷惑をかけない範囲で叱られるようなことばっかやっていたい願望あります。

叱ってもらえない社会人は悲しい。

叱ってもらえないは甘えさせてもらえないのと同義。

うかうかしてられない所まで来ていた。